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memento naka mori

閉塞感打開用雑記。

メルカリやヤフオクでの現金販売と現金化の需要&規制

なんかはてブで、メルカリやヤフオクで現金を売っているというのが話題になっていた。

togetter.com

 

ヤフオクやメルカリなどに現金が出品され、それ以上の金額で売れているというものだが、まあコメントでもブコメでも言われているように、「クレジットカードにおけるショッピング枠の現金化」だろう。つまり、クレジットカードにおいて何らかの原因(キャッシング枠を使い切っているとか、そもそも審査が通っていないなど)でキャッシング枠を使えない人が、現金がどうしても必要な場合の手段として利用するもの。

現金がどうしても必要なものとしては、ご祝儀、そして何より支払い、とりわけローン返済がある。それらは期限必須であり、出来なければ不都合が生じるため、多少高値となる場合でも現金を望むということになる。それを利用したのが今回のヤフオクやメルカリでの出品だろう。

 

この手のクレジットカードの現金化というのは今に始まったものではなく、昔から行われていた。特に利用されたのが金券ショップでクレジットで購入した金券、とりわけギフト券を売却して現金化するというもの。記憶している中では『ナニワ金融道』で泥沼という登場人物が借金地獄で転落してゆく時に使っていたものがある。ちなみにこれが連載されていたのが1990年代前半。まだネットもない時代(余談だが同時進行として、ダイヤルQ2での現金化事業をしようとして失敗する話があった)。ちなみにマンガでは、雑誌に写真が載っているクレカの番号を使って詐欺をしようとしていたが、その当時でもそんなセキュリティ意識低かったのかは疑問だが。

 

しかしこれらは対策され、もうだいぶ前から金券の類をクレジットカードでは多くの場合で購入出来ないようになった。

何故現金化が制限されるのかというと、それをやる人の場合、返済が停滞、もしくは不履行になるケースが非常に多く発生するのが大きいだろう。まあ自転車創業だし。
本人がそれと意図してやらなくても、他に金を貸している人が、カード破産させる前提で枠一杯まで借りさせて返済させるなんて例もあるだろうし。

現在ではカード会社によってはそれらのものを特殊商品として枠が小さめで決められているところもあるが、もともと購入出来ないというものも少なくないようだ。まあブラックカードくらいになると制限はないのかもしれないけど、その場合こういう金券をクレジットで買うケース自体がレアになりそうなので、今度は盗難されたのを疑われてストップされるかもしれないが。

 

にもかからわず、やはり現金化の需要はあるわけで、この手のものは今でもあり、それを買い取るところもある。総量規制でキャッシング枠がさらに狭まっている人が出たののも大きいだろう。最近では封じられた商品券などではなく、Amazonギフトなど電子マネーの類いそれに使われるケースもあるようだ。ただ最近ではそれも規制されているようで、カードでそれらを買うのは出来ないとも聞く。
で、今回のヤフオクやメルカリでのそれも、そういった現金化が難しい中で、現金化出来る需要としての出品だろう。

 

この話題を見て「あ、それなら俺も現金出品してやろう」と思った人がいるかもしれないが、絶対に止めておくべき。何故ならこれは出品する側にもあまりにもリスクが高いから。少なくともヤフオクやメルカリで個人の素人がやろうものなら、何らかの対策は打たれるだろうと考える。それは各種問題の対応が遅いと言われるメルカリでさえ。
というのは、これを看過している場合明らかにカード会社にとってはリスクでしかないので、そのサービスにおけるクレジットカード使用制限及び停止といった処分に踏み切る可能性は低くないから。そうなるとネットでやりとりを行っている、すなわち現金授受ではなく、金融会社を通して電子決済により運営を行っているWebサービスにとっては死活問題になる。
よってかなりの速度で禁止通達が出て、それでも続ける人にはアカウント停止などになるのではないかと予想。

特にヤフーの場合は、ここ近年「Yahoo!かんたん決済」への決済重点化が行われているいるので、ダイレクトに自分に影響が降りかかることになるので、こちらのほうはかなり高速で対策が打たれると思う。

 

まあ各種問題があってからも対応が遅いのはオークションサイトの常なので、重大な結果(お上案件)が起きるまでスルーされることもあるかもしれないけど。