memento naka mori

閉塞感打開用雑記。

メルカリの現金化販売の発想は「頭がいい」わけではない

前回書いたように、メルカリもヤフオクもやはり次の日には規制が入った。

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しかし今度はチャージしたSuicaやパチンコの景品など、それに代わるものが出品されているので話題になっている。次は何が来るか的に。

現金出品規制のメルカリに「高額チャージSuica」の出品多数 JR側の回答は (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

これを見て、「頭がいい」とか「よく思いつくな」という感想も見る。だけどこの感想に対してそうは思わない。だってこういうものは基本的に、先に思いつく人間がいても、単にリスクが大きくてやらなかっただけなので。

 

前回書いたように、これはリスクが大きい。よくて出品取り消しなどの苦労だけが残るもので、それから進めばアカウント取り消し。場合によっては逮捕案件になることもありえないと言えない。実際チケットのダフ行為を行なっていたとして、迷惑防止条例によって逮捕された例は過去に幾つか存在している。

■参考:ダフ屋行為について - 弁護士ドットコム

よってこの手のものはけっこうリスクが高い。にもかかわらず、たしかにプラス分はあるにしても、そこまで大きいとも言えない。見たところせいぜい2~3割増しといったところか。

 

正直、この手のシステムを細かく煮詰めないまでも思いついた人はそれなりにいると思う。だって前回書いたように、このシステム時代が金券ショップなどを利用するものとしてはすでに大昔からあるので、それをネットオークションにスライドするだけなのだから。しかし、それをやるにはリスクが高い、もしくは面倒というので行動するに至らなかった人というのは相当数いると思う。

で、今回実際にやる人が出て来た(というか発見された)わけだが、これを「頭がいい」とすると、かなり微妙な気が。まあ良きにせよ悪しきにせよ「行動力がある」とは思うが。

昔、キン肉マンの四次元殺法コンビのAAで「『誰もやらなかった事に挑戦する』とほざくが、大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ」というのがあった(それはクリエイターの発想に関するものだが)。だいたいそんな感じ。

 

でもまあ実際リスクを背負うのは、最初に行動した人じゃなく、その行動を模倣して入ってきた人のほうが確率が高いのだろうなあとは思ったりした。まあそれを見越して早期離脱を前提にやっている場合は、その面においては頭が働いているのかもしれない。