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memento naka mori

閉塞感打開用雑記。

新規ドメインを「.xyz」で取得することのリスク

ドメイン

最近、はてなブログを見ていると、新規ドメインを取得する人が増えている。まあはてなディフォルトのままでは移転もままならないしそれはいいとする。が、トップレベルドメインを「.com」「.net」「.jp」というメジャーなものではなく何故か「.xyz」ドメインで取得する人をわりと見かける。

おそらく初期費用が安い(今お名前.comで見てきたら30円だった)からだろうが、「そのブログを使い捨てじゃなくて長く続けるつもりであれば」あまり賢い選択肢とは言えないように思う。

 

 

2年目以降が高い場合が多い.xyzドメイン

ドメイン全般に言えるが、初年度の価格は安い。100円以下のものもザラにある。しかしこれがトラップで、1年経っての継続更新の折、その料金ははるかに高いものになる。普通は100円超え。そして.xyzドメインの場合も、一気に1,510円まで跳ね上がる。実はこの価格、.comや.netなどの更新時の料金より高い。数年使えば追い越す(まあ料金変動が伴うので正確なことは言えないけども)。

 

単純に考えれば、ブログを継続して続ける場合そのドメインの使用も永続的になるわけで(まあそれなりに引き継いだまま変える手段もあるが、あまり効率的ではない)、2年目3年目といったそれ以降での料金を狙っている、そういうビジネスモデルというのが思い浮かぶだろう。

ただ、正直なところドメイン販売業者にとってみればたとえ1年で止められてもわりといいのではと。すでにその時には使用済み、すなわち利用実績のドメインとなり、新規ドメインよりSEO対策的に有利なものになっている可能性が高いので、よさげなものならそれを確保して中古で売ればそこそこ以上の値段で売れる可能性もあるが故。特に数年放置されて自動引き落としとかされていた場合とか。

 

詐欺やスパムで使われることが多くなっている

ただ、xyzドメインのリスクは更新価格ではない。更新価格はせいぜい数百円の違いだが、これには初期費用が安いための致命的な弱点がある。それは被リンクを与えるための薄いサイトやダミー的なサイト、そして詐欺サイトに使い捨て的によく使われることにある。

実際、このところ詐欺メールが増えているが、メールに掲載されているリンクのURLのドメインが.xyzということはよくある。

■参考:「お使いのシステムがひどくウイルスによって破損しています」に注意

現在はSEO対策的にそこまで大きな影響はないとは思うが、これが蔓延するとかなり不利になるという可能性は十分あるのではと。一昔前は .info、.bizあたりがそう言われていたが、.xyzが悪い意味でのその後継になっちゃったかなあと(ブラックハットでペナ受けること前提に取得と書いてあるサイトもあったし)。

でもSEOと関係なくても、自分とかは前述のようにわりと詐欺系で使われているのもあり、.xyzのURLを目にすると「ん? 詐欺サイト?」と一瞬疑うクセがついてしまっている。実はこっちのほうが大きいかもしれない(実際自分はTwitterでURL載っているだけでも警戒する)。

 

ま、.xyzドメインが悪いのではなくて、さまざまな状況がそうさせてしまったということだろう。そして今度新たなトップレベルドメインがそうなる可能性も十分あるということでもあり。

 

素直にメジャーなTLDにしておいたほうがいい

個人的にはxyzに限らず、特段の事情がない限りあまりメジャーとは言えないトップレベルドメインには手を出さないほうがいいと思っている。というのはこれらはいきなり何か変更されるという可能性がわりとあったりするので。料金はもちろんだけどいきなり「WHOIS代理公開しちゃダメになったから」と言われる可能性もないと言えないわけで(これ、昔あってちょっと騒ぎになってたけど、たしか.meドメインだったっけ? あと検索したら.orgの一部でもあったとかなんとか)。

まあURLなんぞ自分の気に入ったのを取ればいいのだが、PV上昇とかSEO対策とかしきりに語っているサイトがそうなっていると、自分的にはかなりなんだかなあ感がしたという話。